フェイスブックの使い方

たくさんの人が参加しているfacebookをビジネスに使えないだろうか、という発想はごく自然なものです。しかし一般的な売り込みや広告的なメッセージはあまり好まれません。
個人的にfacebookを楽しんでいる人は営業メッセージを不愉快だと感じます。
私自身もfacebookで売り込みをされるとある種の拒否反応を示しますし、実際にビジネスのニオイが漂わせた私の書込みは、他の記事に比べ、反応がよくありませんでした。
しかし専用ページを作って受注をされたり、定期的なイベントへの集客を成功させていらっしゃる方がおられます。
特に「飲食系」では成功例が見られ、商品のリピート購入にも向いているようです。
つまり、商品自体をご存知の方がfacebookで信頼できる人から買っている、またはfacebookでしか買えないから買っている、という図式が成り立っているようです。
 
このやり方は普通のビジネスにも使えると思います。
どういう使い方ができるのかと言えば、顧客フォローにfacebookを使い、リピート購買へとつなげることです。
使い方は簡単です。
まずお客様とfacebook上の友達になってもらいます。そして、自分の日常を掲載します。
ビジネス上知って欲しい情報は自分の主観として掲載しましょう。
例えば「新製品が出たから嬉しい」のように個人の感想として載せます。
決して「必要な方にはサンプルをお送りします」とか、「商品のセールスポイント」を書いて「如何でしょうか」と売り込んではいけません。
「嬉しい」とか「誇りに思う」などの感想を述べる、ただそれだけいいのです。
この何気ない情報伝達が役立ちます。
例えば1年以上、ご無沙汰してしまった方でもfacebookでつながっていると、お会いした時に
その1年のタイムラグがまるでなかったかのように、自然に会話ができます。
「ところで、facebookで書いてた新製品ってどういう商品?」、もしお客様に興味があればこうした質問が出ます。
これこそが、facebookで行うビジネスです。
売るのではなく信頼を得られた人と交流を深める。

あなた自身に興味を持って頂き、それがビジネスにつながる。
それがfacebookを上手くビジネスへ使う方法だと言えるでしょう。